長女のこと:食べれなくなるということ

86.配慮

程なくして夫の兄夫婦から連絡があった。

兄夫婦「(自分たちの)子どもにのんちゃんとお別れをさせたいからお見舞いに行きたい。」と。

長女おねがいは兄夫婦の家のMちゃんを沢山いる従姉妹の中でも一番大好きだったし、
憧れていたからこそ具合が悪い姿を見られたくないだろうと、私には わかっていた。

メールを読んで悲しくて長女おねがいの前で泣いてしまった・・・。

長女おねがいママ どうしたの?
私「なんでもないよ〜」と伝えながらメールを返信した。。。

『のんちゃんは 治るつもりでいます。
 そんな娘に一方的に最期のお別れを言われたら娘が可哀想です。
元気になったら会うつもりでいるのでお見舞いは遠慮して頂きたいです。」

気持ちは伝わらなかった。
わかってもらえるはずはない。

『のんちゃんママがそう言うならお見舞いは遠慮しますね。』と返信が来た。

私は娘が脳幹部グリオーマという病気になったから病気の子の母の気持ちがわかるのであって
義姉のように自分の子が元気だったら平気で
『最期のお別れを言いたい』
なんて連絡するだろうか?
何度も考えた。
やはり私なら私の家族ならしないだろう。

長女おねがいが闘病中履いてた靴下が 出てきました!懐かしくて 履いて温まっています。

87.食べれない

長女おねがいは元気な時から食べることが大好きだった。

離乳食でお魚を食べていた為かお魚が大好きで私の母👵が煮てくれて鯖の味噌煮やメダイのお頭が 特に大好きだった。

私は
長女おねがいがニコニコしながら食べている姿が大好きだった。
長女おねがいが笑っている姿を見るのがとても幸せだった。
美味しそうに食べる長女おねがいがとても幸せそうだった。

しかしこの時、長女おねがいはもう飲み込めなかった。

食べたいけど、食べられない。

喉が乾くけど、飲み込めない。

小さな小さな声で
長女おねがい食べたいのに・・・。」と泣いていた。

看護師さんが「アイスクリーム🍨とか 凄く冷たいものだと
麻痺しているところが麻痺して飲み込みやすいみたい!

そう 教えてくれた。

前回の入院時には一緒に行っていた病院内のコンビニに一人でアイスクリームを買いに何回も通った。いつもなら買わなかった高級アイスクリーム🍨も何度も買った。
食べさせてあげればよかったと私が後悔しないように。

アイスクリームを食べさせてあげながら片手には常に吸引のカテーテルを用意して。
むせてしまったら咳き込めない長女おねがいの呼吸を確保する為に。

しかし大好きなアイスクリーム🍨も 食べられなくなってしまう。
吸引しても 吸引しても むせてしまう。

私「もう 今日は無理だよ・・・。」
長女おねがい「食べたいのに・・・   食べたいのに・・・。」

小さな小さな声で 泣いている長女おねがい
私「また 具合が良くなったら  食べようね。。。」

私は 嘘をついた。
そんな日が来ないであろう事を知っていたから。

・・・小さい頃ののんちゃんと管理人・・・

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