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発達に偏りのある長男の中学受験体験記 38~40

38. 中学受験 四谷大塚合不合判定テストの結果が悪くても志望校を変えなかった理由

長男の合不合テストの成績では 第1志望中学には到底合格出来るとは思えませんでした。

でも長男が志望校を変えなかったのは『医師になりたい!』という強い希望だけではなく、
第1志望中学の過去問を解くとそこそこの点数が取れていたから!なのです。

きちんとタイマー⏲で時間も計測して過去問に取り組んでいました。
長男が通っていた塾では9月から過去問に取り組みます!
塾の考えでは『過去問が 1番の参考書!』そう言われていました。
傾向を掴んで対策をすれば自ずと道は拓ける!みたいな感じでした。
最初の方は5割程の正答率でしたが、12月には7割以上取れていました。
長男にとって相性が良い問題だったのです。

ただ、過去問でも第一回のテストと第二回のテストでは難易度の差が顕著でした。
“第一回のテストで合格出来なければ 厳しい。”ということは、過去問でもわかっていました。
第三回では更に難易度が上がりました。
それでも3回とも試験を受けることにしたのは後悔しないためです。
長男が行きたかった中学は第1志望の中学だけでした。
そのテストを受けさせなければ長男「あの時   もっと受けてたら…」と思っていたかもしれません。
あんなに頑張ったのだから、本人が納得出来るようにしたい!と思ったからです。
それと塾長が日ごろから言っていた
合不合中学に行くわけではない!   合不合中学の入試を受けるのではない!」
という言葉が、長男を支え長男の独自の自信に繋がっていたのだと思います。
確かに第1志望の中学とテストの相性が良かった長男
合不合模試のように問題数が多いテストは長男のようにじっくり考えてしまう子には向いていなかったと思います。
でも同じ中学を目指している子がどれくらいいて、どのくらいの点数を取っているのか、客観的に見るためには必要だったと思います。
そして第6回のテストで少しだけ成績が上がった事も長男の自信に繋がったと思います。
それともう一つ長男が変わった大きな理由があったのです。

昨日 学校🏫があってコストコに行かれなかった長男へのお土産は〜マグロ🐟

元魚屋さんの私の母👵がお刺身にしてくれました〜
ちゃんと母👵にもお裾分けしました〜美味しかったです

39. 中学受験 息子のやる気スイッチは6年11月

四谷大塚の第6回 合不合テストを受ける前に、長男が通っていた塾の冬期講習の案内が配られました。
長男の塾ではおススメ順にその子に合った講義に◎、◯、無印、といった具合に印がついています。
元々塾でも成績が良いわけではないのに、(はっきり言えば 凄く悪い。)第5回の合不合模試が悪すぎたので、おススメ講義全て◎!(1つだけ◯だったかもしれません。)
冬期講習の金額を計算したら、約20万円!
そんなお金💴どこにある?もし仮にどこかの私立中学に入学出来たら入学金も授業料も払うんだよね。
もう成績も酷すぎでしたし、本気で受験を辞めよう!そう思っていました。

とも相談して長男に話しをしました。
「申し訳ないけど、   長男くんだけに   お金💴は使えない!
三女ちゃんにも   お金💴を残してあげたいし、
次女ちゃんだって   行きたい学校🏫があったら   聞いてあげたい!

これだけやっても   この状態だったら   もう辞めた方が良いよ。」と。
さすがの長男も自分の成績と家族が置かれている状況をやっと理解し始めたのです。

長男塾でも   真面目に聞いていない時がありました。でも   これから集中して聞きます!   冬季講習 行かせて下さい。
長男が始めて “行かせて下さい”と頭を下げました。
それまでは言われたから行っていたのだと思います。

冬期講習を申し込んだことを伝えると
長男ありがとうございます。   真面目に頑張ります。」と言っていました。
そして長男は言葉だけではなく、冬季講習中毎日10時間近く塾に行き、帰宅後も復習していました。
家の状況を伝える!賛否両論あるかと思いますが、長男の場合はそれがスイッチだったと思います。
6年生の11月の終わり。ずいぶんと遅くなったのですが。
夏期講習も確か20万円位かかったと思います。
が、夏のボーナス🍆を頂いた後だったので、そこからなんとかなったんだと思います。
でも、せめて夏期講習の前に長男のやる気スイッチが入っていたら…と思ってしまいます。
それぞれの子のやる気スイッチ、どこにあるのかその時にはわかりませんものね。

40. 中学受験生の冬期講習

長男は、四谷大塚の第6回合不合判定テストで、算数が少しだけ成績が良くなっていました。
が、御三家狙いの子が通っているクラスでは自分だけがわからないのが恥ずかしくて質問出来ない、と感じ、有名中学狙いの子が通っているクラスでは質問出来る!と気づいたので、質問出来るクラスに変わる!と自分で納得して算数のクラスを下げました。(こんな言い方ですみません。)

塾の授業で疑問を解決出来るようになり、パニックは落ち着きました。

その状態で真面目に冬期講習に突入しました。
12月31日だけが休みで元旦から元気に塾に通っていました。

そして驚くことに、理科の てこ滑車の理解が格段に上がり、理科の自信が持てるようになったようです!
理科は元々自然の分野は得意でしたが、計算問題は苦手でした。
塾の理科担当の先生が長男は大好きだったようです。
残る理科の課題は水溶液だけになりました。

冬期講習の後連日私と水溶液の問題に取り組みました。
理科は表を読み解ければ、計算は簡単です。
算数に課題がある長男は、それ以外の科目、つまり、国語、理科、社会で大幅に得点を取らなければ合格はない!そうわかっていました。
社会は夫と徹底的に勉強していました。
が、どうしても、集中力抜けていってしまう長男
でも、私も記憶が苦手なので、長男の気持ちがすごくわかりました。
記憶が得意な夫の怒り💢は長男が可愛そうでいたたまれなかったです。

逆に理科が苦手な夫は、理科の水溶液の問題で私「だーかーらー!   何度も言ってるでしょ!」と怒っているのがいたたまれなかったそうです。
どっちの遺伝子🧬も受け継いでしまった長男本当に申し訳ない!

それでもあっという間に1月の入試が始まってしまいました。

長男が選んだ湯島天神の合格祈願のお札今も机の前に貼ってあります。

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