7. 塾に話を聞きに
ピアノ🎹の先生に教えて貰った塾に連絡して 話を聞きに行きました。
中学受験をするならこの塾に!
そう思えるくらい 素晴らしい塾でした。
が、入塾テストについて尋ねると
塾の先生
「テストは 基本的な内容ですので、6割以上 正解してもらわないと。」
私
「6割以上 点数が取れなかったら どうなってしまうんでしょうか?」
塾の先生
「まぁ・・・うちの塾に入る前に やらなければならない事がある! って事ですので。」
6割正解しなければ、入塾出来ない! と やんわり お断りされました。。。
長男には厳しい内容でした。
到底 長男がクリア出来るとは思えません。
夫に相談すると
(塾の受験体験記を読んで 夫が気に入り)
夫
「ここ良いじゃん! 中学受験した子も 『最初は出来なかった!』 って 書いてあるし!」
と夫はすごく乗り気だったが、
私は 息子には 難し過ぎる! と感じていました。
学校の宿題もままならないのに。
学校の事もままならない子が 中学受験なんて そもそも無理なんじゃないかと 根底から 不安になっていました。
集中力も全くない息子が 2時間も 授業を受けられるのか。もう そこから 疑問でした。
夫
「とにかく一回 塾の体験に行ってみてよ!」
夫があまりにも乗り気だったので、とりあえず息子に塾の体験をさせてみました。
8. 体験授業
ピアノ🎹の先生に教えて貰った 中学受験専用の塾の 体験授業に参加しました。
教室に入ると 同じ学校の男の子がいました。
一緒に遊んだこともある子でした。
長男
「えーーー‼️なんで〇〇が居るんだよ!」
〇〇くん
「お前こそ 何で居るんだよ!」
〇〇くんのご意見が ごもっともです!
私
「〇〇くんは 塾に通っているんです! 静かに席に座りなさい!」
長男は 後ろの方の席に座り、私は 長男の後ろに座りました。
授業は学校🏫で習っている内容より先に進んでいて、進むペースも速く、ただでさえ 字を書くのが遅い長男は、授業の内容を 半分も ノートに書けていませんでした。
ただ、授業は 先生が ギャグを沢山言って 常に 笑いと 会話に溢れ、生徒が質問しやすい環境でした。
なので、授業の内容は多分 全くわからなかったであろう長男の 塾の体験授業の感想は
長男
「楽しかった 僕 あの塾に行く!!」
でした。
夫にも同じ事を言い、
夫
「本人が『行く!』 って言ってるんだから 行かせてみれば良いよ!」
と。。。。
私
「いやいや。授業の内容も速いし、ついて行かれないのに 無理だよ!」
夫
「長男が気に入っているんだから、とりあえず テストを受けてみて受かったら 考えよう!」
夫は ポジティブ思考なんです。
長男は その夫にそっくりなんです。
とりあえず 入塾テストを受けてみることにしました。
9. 入塾テスト
中学受験専門の塾の 入塾テストを受けた 長男。
終わった後に どうだったか尋ねたら
長男
「出来た〜」
と。
半信半疑ながら “もしかしたら⤴”
と少し 期待してしまった 私。
数日後 現実の厳しさを痛感するのです。
塾から送られてきたテストの結果を見て 愕然。
算数のテストが 5割。
国語が7割。
合計して ギリギリ 6割でした。
そして やっと気付いたのです!
長男は テストが 出来たのか 出来なかったのかも わかっていないレベルの子!だったのです。
まだ 受験に臨めるレベルではない!
夫にも 相談したのですが。
夫
「最初は みんなそうだよ! 本人が行く!って言ってるんだし、 合計で6割超えてるんだから 大丈夫だよ!」
夫は 超ポジティブ思考。
私
「あのね、授業を受けている所を見てないから そんな事 言ってられるんだよ!
息子にしたら英語で授業を受けているくらい ちんぷんかんぷん だし、全くわかってないからね!」
夫
「最初だからだよ!」
もう 話が全く通じません。
私
「じゃあ そんなに言うなら あなた(夫)が責任持って 長男に教えてね!
授業の前に あなた(夫)がしっかり教えて ある程度 理解してからじゃないと 授業を受ける意味がなくなっちゃうからね!
約束だよ!」
夫
「わかったよ! 一緒にやるよ!」
ということで 長男と夫の 二人三脚の中学受験が始まりました。
超 スーパーポジティブ二人の いわゆる グレーゾーン息子の 中学受験。
谷あり 沼あり。
本当に大変でしたが、一緒に遊ぶだけの夫が やっと長男に向き合い、長男をしっかり理解して初めて 本当の意味での子育てに参加してくれたのです。
そして 衝撃的な笑撃の 長男の入塾テストの点数です。
長男の4年生の偏差値 なんと35!!!!!(°▽°)
目が点でした。
こんな学力の子が中学受験にチャレンジ。
無謀な闘いに 足を踏み入れてしまったのです。
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