三女のこと 1~3:先天性心疾患

1. 心臓病

車の中から 夫に電話した。
私「エコーで   赤ちゃんをよく見てもらったんだけどね 先天性心疾患だって。
   心臓の間の膜に 穴が開いてたりする ファロー四徴症っていう 心臓病だって・・・。」

夫「そっか。最初から そんな事 言ってたもんなぁ。
   でも 生きられるよね?」

私「30年前なら 生まれてすぐに  生きられなかったらしいけどね
   今は医学が進歩して どこまで元気に過ごせるか って所まで 来てるんだって。」

夫「そっか。。。 脳幹部(長女の疾病)は 神経だもんなぁ。。。」

夫も私も お腹の赤ちゃん(三女)が 元気になれるのは 本当に嬉しかったのですが
長女おねがいのことを考えると 複雑な思いでした。

私「のんちゃんに もう一度 生まれてきて欲しかったけど、
   もしのんちゃんなら また 元気に産んであげられないからね。」

夫「そうだね。」

私「でもね   のんちゃんなら 病気を選んで 生まれてくるかもしれないね。」

夫「そうだね。」

私は この本を読んでいたので 当時 本当に 心から そう思っていました。
そして夫には 自分の体のせいで 赤ちゃんが心臓病になってしまったかもしれない事を
言えませんでした。

2. 心エコー

妊娠33週🤰なった頃
小児循環器内科の先生が 胎児の心エコーをしてくれることになった。

私の 分厚いお腹のお肉を通って
赤ちゃんの体の中の 小さな 心臓の 血管までわかるなんて 本当に凄いですよね!

ただ
やっぱり 産まれてから 赤ちゃん👶のカテーテル検査をしてみないと診断の確定は出来ない
そう言われていました。

妊娠24週の時には ファロー四徴症の疑いと言われていたが
33週のエコーでは 1時間近く エコーをして頂き
小児循環器内科の先生「はっきり見えない部分があって 可能性としては
 両大血管右室起始症両大血管転位が考えられる
」と言われた。
聞いても 全くわからなかった。

とにかく 何度も呪文のように唱えて 病室に戻ってから 検索し続けた。

良くなった とは 決して言えない事実が そこには書いてあった。

ファロー四徴症なら 産まれてすぐに手術しなくても 大丈夫な子もいる。
そこに かけていた。。。

だが 33週の時点で
小児循環器内科の先生「産まれたら 手術をしないと 家には 帰れないでしょう。
   まだ 確定ではないですし   見えにくかった部分もあるので
2週間後に   もう一度 エコーで見てみましょう

そう言われた。

心配はあった。 でも
小児循環器内科の先生「お腹の中の赤ちゃん👶は   元気ですからね!
そう言われて

私“心臓は病気があるけど、元気なんだ!”と とても嬉しかった。

もうこれ以上 病気がありませんように!と いつも祈っていました。

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3. 診断は 肺動脈閉鎖

妊娠35週になり 2度目の 小児循環器内科の先生の 胎児エコーがあった。
私を担当してくれた 産科の綺麗な女医さん👩‍⚕️も 一緒に来てくれた。

小児循環器内科の先生も とても優しく
心臓の構造や 血管の位置 血液の流れている状態など 細かく 再度説明していただいた。

そして 心臓以外の臓器も診て
小児循環器内科の先生「前回は 細いながらも 血管が通っていたのですが  今回 診るかぎり   血管が一本 潰れてしまっています。ですので   肺動脈閉鎖 いわゆる 極型ファロー四徴症です。
   生まれた後 カテーテル検査をして    更に 詳しくわかる事もあるかもしれませんが   肺動脈閉鎖で 間違いないでしょう。
   お母さん 生まれる前にわかって 本当に良かったですよ!
   生まれた後にわかると 赤ちゃんがチアノーゼになったり 色々 大変ですから。。。
   でも あとは大丈夫ですからね! 手術で元気になりますから!

病名が判明した。

嬉しいような。
赤ちゃん👶に申し訳ないような。
複雑な気持ちだった。

診察の後 産科の看護師さんが 車椅子♿️で迎えに来てくれた。

看護師さん「大丈夫ですか?」

声を掛けられ 涙が止まらなかった。

助けてもらえることへの感謝と 助けてあげられなかった 長女おねがいへの想いと
元気に産めない 三女照れへの申し訳なさ。

お腹の中なら 元気でいられる赤ちゃん👶を ずっとお腹の中から 出したくないという気持ちだった。

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